最上級黒毛和牛
仙台牛
仙台で育ったものが「仙台牛」ではありません
宮城県で育てられた黒毛和牛の中でも
厳しい条件をクリアした最高ランクのものだけが
その名を冠することが許されます
食用として出荷される
年間約20,000頭のうち
仙台牛の名で出荷されるものはおよそ3割
霜降りと赤身のバランス、
きめの細かさなど厳しい基準をクリアし、
最高ランクに格付けされた牛肉こそが
みちのく銘品「仙台牛」なのです
仙台牛の定義
・黒毛和種であること
・仙台牛生産登録農家が個体に合った適正管理を行い、宮城県内で肥育された肉牛
・仙台牛銘柄推進協議会が認めた市場並びに共進会等に出品されたもの
・公益社団法人 日本食肉格付協会枝肉取引規格がA5またはB5に評価されたもの
仙台牛
おいしさの秘密
米どころの牛
「仙台牛」の食味は、口当たりが良くやわらかで、まろやかな風味と豊かな肉汁が特徴です。
脂肪と赤身の絶妙なバランスから生まれるその上質な食味は、宮城の自然によって育まれています。
●良質な水と稲わら
全国有数の米どころ・宮城県。仙台牛は清らかな水で育ったササニシキやひとめぼれなどの稲わらを贅沢に食べて育ちます。豊かなふるさとの自然の恵みをいっぱいに吸収し、「仙台牛」の美味しさは作られます。
数値で認められた
最高品質
仙台牛の格付け
【歩留等級】
枝肉から骨や余分な脂肪を取り除いた時の食肉の割合のことで、歩留まりが良いほど食肉(赤身)割合が高く、生産効率が良いとされます。Aランクに評価されるのは和牛が多く、Bランクにはホルスタインや交雑種等、Cランクには乳用種の老齢牛やお産経験の多い肉などです。
【肉質等級】
この「霜降りの度合い」が牛肉の価値を決めると言っても過言ではありません。
霜降りの度合いは牛脂肪交雑基準(ビーフマーブリングスタンダード)にしたがって判定されます。
他の銘柄牛との違い
A5(B5)ランクのみで構成されているのは、主な産地ブランド牛の中では仙台牛だけ。
前沢牛・神戸ビーフはA5〜A4、米沢牛はA5〜A3。2020(平成14)年に肉質等級の基準が削除された松阪牛や独自の基準を持つ近江牛はA5〜A1。
このように仙台牛は厳しい基準をクリアしているにも関わらず、後発ブランド故に、まだまだ知名度が低いことも有り、価格は他銘柄牛に比べるとリーズナブルです。
(参考:宮城県 みやぎの肉用牛イメージアップ事業パンフレット資料)
他の肉と同じ価格であれば、A5(B5)に限定された、最高ランクの「仙台牛」はお得感がとっても高いのです。
牛肉トレーサビリティー、放射性物質の検査など、食の安全性もしっかり管理されているので安心です!